26
2010

ハワイレポート2:ハワイ大学と大学院

ハワイレポート2回目は、ハワイ大学と大学院の仕組みについて。
世界80カ国、18,000人が学ぶハワイ大学は、リゾート地の様に自然が美しい大学。特に、アジア研究や海洋学は全米でもトップクラス。私が在籍していた演劇学科では、中国の北京オペラ、歌舞伎や能、東南アジア演劇公演が行われ、それぞれの国からアーティストを招聘して、実際に演技やアートフォームを学べる事で世界でも稀な存在。世界中から学生さんが集まります。

K君ママから質問がありましたので、アメリカの大学院事情もお話しします!
UH1
広大な敷地のキャンパス。

詳しくは続きで。

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ワイキキから車で10分程度、観光地の喧噪が嘘の様な広大な敷地のキャンパス。緑やトロピカルフラワーの溢れ、大学とは思えないほどの美しさが特徴のハワイ大学。

ガーデン
ジャパニーズガーデンと呼ばれる日本庭園やお茶室もあり、たまにお茶会が開かれています。学期中は、この庭園で寝転がって勉強している学生さんもよく見かけます。

眺め
学食からの眺め。ダイアモンドヘッドがキレイに見えます。ワイキキの高級ホテルのお部屋からしか見えない様な風景を見る事が出来ます。観光客の方も頻繁に訪れるポイント。

くあひね
留学当初滞在していた大学院専用の学生寮。学会中にはここに宿泊しました。世界的に有名な建築家、I.M ペイが設計した建物。日本の大学では建築学を専攻していたため、初めて訪れたときは感動!世界的にも有名な建物で生活出来るなんて、なんとも贅沢です。

中庭
学生寮の中庭。ワイキキのホテルにも負けていません!

そして。Kくんママの質問の返答。大学院生の生活について。
アメリカの大学院生は、基本的にキャンパス内で週に30~40時間程度働く事き、奨学金をもらっています。労働内容は基本的に学部生の講義(日本では非常勤講師と呼ばれています)や、その他大学に関連する業務(秘書、人事、マーケティングなど)を担当しています。(日本では一般の労働者を雇っていますね。)大学に在籍しながら実務経験をしている事から、卒業後の就職では、日本で言う転職扱いになります。

また、基本的には日本のサラリーマンの初年給、もしくはそれ以上のお給料をもらえる為、働きながら大学に通う事が可能です。そして、4ヶ月に渡る長期夏休みの間に、がっちり働くことが出来る為、前回もお話ししましたが、ママさんであったり、子供がいたり、そんな環境でも大学に通う事が出来ます。特に、格安で長時間ベビーシッターを雇えるお国柄、子供がいても十分に大学院に通えます。私の場合は留学生だった為、週に20時間(法律で上限が決められています)の演劇チケット販売・管理のお仕事をしながら、週に3日ほど学部生の基礎演劇講師として働く事で、お給料と奨学金を頂いていました。

そして、余った時間が学業。週9時間の授業履修が普通です。私の場合、舞台公演に出演していたので、朝の9時から授業もしくは仕事、そして授業、合間に勉強、そして夜は舞台のリハーサル帰宅は10時頃。そして夜に論文の執筆、と忙しい毎日でしたが、4ヶ月の夏休み、3週間の冬休みと長期休暇があった為、今考えるとそれほど大変ではありませんでした。特に、通勤時間は自転車で20分。私の旦那様の現状よりも随分楽な環境です。

最後に。修士課程は週に9時間の講義履修をして通常2~3年。博士課程は2年間の講義履修の後、論文執筆の為の研究(大学に通う必要はありません、働きながら行っている方も大勢います)に最低でも3年から5年、長い人では10年の歳月を費やします。文科系の博士課程修得までかかる時間は、早い人では5年から7年、平均して10年と言われています。ただし、文科系の方々は、博士論文研究中に条件の良い就職口が見つかる方が多いらしく、博士号を取得する人は本当に少ないです。



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