17
2009

中学に入って困らない為に~先取り!中学文法!

幼稚園や小学校から英会話を習っている英語大好きキッズ、でも。中学に入ると、とたんに英語嫌いになってしまう事が多いらしいです。

理由は~英語ネイティブのキッズが耳から英語を覚える様に英語を習得したキッズにとって、文字(英語の読み書き)と文法が先行する、紙の上での暗記中心の中学英語教育は、今まで学習した内容とは全く異なる勉強だからです!

耳から覚えた英単語は、フォニックスと言う「音の決まり」を利用する事で、簡単に読めるようになります。しかし!中学では英語の音を知らない生徒に教える訳ですから、フォニックスは使いません。catという単語はカタカナ読みでキャット、wantという単語はウォント、として綴りを先に覚え、どちらかというとカタカナ読みに近い方法で、頭ごなしに文字の配列を覚え、読み方を学ぶ、という方法をとります。音よりも文字が先に来る訳ですね。

英語の音を知らない生徒にとっては、それほど難しくない「暗記」ですが、音が先行している英会話経験者のキッズにとっては、「???」で頭がいっぱいになるほど、この学習法は今までの英会話と別物なのです。英語ネイティブのアメリカ人の小学生でも、話せるけど、話している内容を紙に書いて、文法を認識して、それを読む事は、とっても難しい事。だから、彼らは小学校で英文法を学びます。

その「別物」認識がないと、中学に入ってから大変!私もそうでしたが、「話せるのに、わかるのに、文法が全然わからない!あんなに英会話出来たのに!」という状況に陥り、なまじっか英語が出来る自信が仇となって、どんどんと負のスパイラルの渦の中に~。

そんな私の苦い経験もあって、小学生キッズも中学文法を先取りする事にしました!フォニックス(音の決まり)ですらすらと読みが出来るようになった6年生のKちゃんが取り組んでいます。「はだかの王様」の英語劇で、作者のハンス・クリスチャン・アンデルセン役でナレーターを務める彼女は、こんな文章からスタート。

I am Hans.
I am from Denmark.
I am a very famous writer.

今までさんざん練習した自己紹介です。耳で聞いたらすぐに覚え、すらすらと発言。そこへ、主語の"I"を"he"や"you"に変えて、耳から覚えるbe動詞の役割も学習。紙が無ければすらすらと言えるのに、紙を見ながらだと難しいみたいで、ちょっと苦戦しましたが、文章自体の構造は完璧に頭に入っているので、「パズルみたい!」と言いながら次の様な文章もすらすらと読めるようになりました。

He is Hans.
He is from Denmark.
He is a very famous writer.

混乱しない為にも、「be動詞」や「主語」などの文法的な事はまだ教えていませんが、耳から学んだ英語を、文法として認識する手助けをして、少しずつ中学英語にシフト出来ればと思います。その後、中学一年で学ぶ文法の一ヶ月分を3回のレッスンで吸収しました!

そして。今週のハロウィンクラフト週間では、3週間に渡る文法へのシフト期間の締めくくりとして、学んだ文法や今までに学習したフレーズを駆使して、文章を作ってもらいました!ハロウィンの代名詞、あんずちゃんと名付けた、ジャック・オ・ランタンの自己紹介です!初めて文法の仕組みを理解して、自分で考えた文章を紙に書いて、それを読んでもらいました!



中学に入るまで残り5ヶ月。中学に入っても英語大好き!でいてもらえるように、耳で覚えた英語フレーズを文法として認識する「シフト」作業を行いたいと思います。

ちなみに~ESL Theatre Projectでは、幼稚園生でも中学1年生レベルの文法を知らず知らずに学習しているんですよ!"Can you play the piano?"と聞くと、"yes, I can!"と答えてくれますが、文法レベルからすると、中学1年の後半です。今後、小学英語を中学文法英語にいかに楽しくシフト出来るか、私も楽しみながらカリキュラムを組みたいと思います!

にほんブログ村 英語ブログ 子供英語教室へ

0 Comments

Leave a comment