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2008

12/15/08 (M) 動きで覚える英語学習

昔々のローマ時代。インターネットもテレビも無いそんな昔、演劇はとっても楽しい娯楽の一つでした。そのローマ時代のお芝居では、コロスと呼ばれるナレーターたちが、体全体を使ってお話のあらすじを紹介します。リズミカルなセリフにあわせて、まるでマイム・ダンスのように体を大きく使って、セリフが聞き取れなくても見ているだけでなんとなくお話が理解できます。今年のESL Theatre Projectのお芝居でも、このコロスの形式を取り入れた英語学習をしています。動くの大好きキッズたちは、英語のチャンツでローマ人顔負けのコロスを演じています!来年のお芝居は、マイムがたっぷり!英語がわからなくても動きで楽しめる仕組みです。このコロス・スタイル、実は英語学習法で知られる、ある方法と同じなんです!その手法とは?
ダンスや動作から英語を学ぶ、”身反応教授法(TPR)”アメリカの心理学者、アッシャー教授が提案したもの。簡単に言うと、自転車に乗れるようになるように英会話を学習する、という考え。自転車に乗れるようになる為に子供たちがする事は、ひたすら体で覚える事。お父さんにいくら「違う!バランスを取って!右に曲がって!」なんて言われても、自分の体で覚えないと自転車には乗れるようになりませんよね。それと同じで、動きやダンスを使って英語も体で覚えちゃおう!というのがこの学習方法。

基本の基本では。"I" や"me"と自分を表現する言葉では必ず片手の手のひらを自分の胸に手を当てる。"please"ではお願いしているポーズ。"very" は下から上に大きな円弧を描き、「とっても」と強調します。♪キラキラ星♪では、お星様のキラキラを両手の指を動かして表現したり、また、良く出てくる言葉、雨は上から下に手を動かして表現したり。言葉と動きをセットで覚える事で、英語の単語を忘れてしまっても、動作を見ただけで単語を思い出してくれます。私はその動作をストック・ムーブメント(決まった動作)と呼んでいます。

バレエの世界のマイムと同じです。マイムを覚えておくと、セリフがないバレエのキャラクターたちが、何を言っているのかがわかり、とっても楽しいですよ。ちなみに、バレエでも「私」の表現は優雅に片手を胸に当てます。その他、日本の能や歌舞伎でも同じように決まった表現に決まった動作がついていますね。ESL Theatre Projectでも使わせて頂いていますが、右手で顔を覆うポーズは、能の世界で”しおり”と呼ばれ、泣いている事を示します。

歌やチャンツ、セリフを覚える時には必ずこのストック・ムーブメントを使うようにしています。この方法を利用するとみんなすぐに暗記してくれます。しかも、楽しい!!これからもどんどんその数を増やして、楽しく英語学習、したいと思います!

<レッスンレポート Aちゃん、Cちゃん、Tちゃん>
「金の斧と銀の斧」のリハーサルでウォームアップ!もうちょっとで完成です。その後、コロスとして出演の3つの芝居のリハーサル。クモ男ではアフリカの動物になって自己紹介。今日は馬とカバと羊でした。そして、ドラゴンのお話では村人のチャンツ練習。最後にアリババのシーンの練習。どれももうすぐ完成です。次に、今日は初めて英検のテスト練習をしました。初めての経験で「?」が飛んでいましたが、すぐに慣れて「もっとやりたい!」の声。最後にフラッシュカードで形(Shapes)のゲームをして、最後にショートカンバセーションズの復習を行い授業終了。"Can you swim?" "Yes, I can!" "Do you like a carrot?" "Yes, I do." 等はもうお手の物です。

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